我が社の幹部には頭脳系幹部と筋肉系幹部と調子者系幹部がいます。
それぞれ異なったマネジメントをしますからどの上司につくかで部下は大変でしょう。
良い大学を出ているからといって頭脳系幹部というわけではありません。
どれだけ不断の学習を重ねているかということです。
筋肉系幹部にはバリバリの体育会系と軍人系があります。
調子者系はそのままずばりで私の中では運の強さと勘の良さは評価しますが好きなタイプではありません。
扱いやすいのは筋肉系ですが一旦路線を変えてボタンを掛け違えるととんでもなく難しい存在になります。
右脳が発達しており理性よりも感情で動かすリーダータイプが多いからです。
頭脳系はちゃんと納得させないと動かないという面倒くささはありますがマネジメント能力は高いです。
調子者系についてはコメントしません。
さて、最近のマネジメントは上司が細かく教えて面倒を見るというよりも個の能力を引き出す方向にあります。
学生運動部の指導もそのように変化しているようですが、現在の我が社筋肉系幹部は昔ながらの先輩後輩、親分子分の関係を引きずる人たちですので時代にあいません。
そこで問題が発生しているのです。
我が社ではコミュニケーションを重要視しており日頃より上司も部下も対話を意識しているのですが部下が胸襟を開けないのです。
筋肉系上司は胸襟ではなく胸筋を開いて「なんでも言え」と言うもんですから部下は怖がって何もいえません。
ところが筋肉系上司は「俺は部下の相談に乗ってやってる」とプロセスだけで満足、いや実際にコミュニケーションが成立していない事に気づかないのです。
その様な折も折、人事部が人事制度特に評価制度改革に取り組んでおり、制度は良いものに改善したり作り変えたほうが良いに決まってますが、本部長クラスから課長クラスまでチームを束ねる評価者の意識改革がないと運用でミスするよと助言しております。
ちょっとだけ途中経過を紹介してもらったところ、新人事制度で掲げる理想は高いものの中身は低次元で、頑張った人を公平に評価すると言いつつ中途半端な成果主義に傾注していたり、そもそも一人一人が生産性を高めたり創造的な仕事をするにはどんな体制や仕組みが必要で個々はそれにどう向き合うべきなのかを整理しないと新しいものを作ったところで大きな期待はできません。
今日一つだけ伝えたのは、次の制度ではホワイトカラーに昔風親分は要らないということです。
至誠