経営者余談

夢も現実も、希望も愚痴も、全てあります。

2019年07月

昨年、ハワイへ家族旅行に出かけた際、アメ車をレンタルしましたが、車を運転するための操作器具や機能はほぼ万国共通なので、普段乗っている車ではありませんでしたが問題ありませんでした。
食事はいろいろ試しましたが、ハワイアンなメニューやステーキはおいしかったです。
息子は食べ慣れないものにも積極的に挑戦して、おいしいおいしいと言っていました。
車は内装や外装に特徴があったとしても運転の仕方が国によってばらばらでは皆困ります。
一方で、食事などはマクドナルドのようなほぼ世界共通メニューの店があってもいいですが、普通に楽しみたいのはその土地のメニューです。
よって、世界市場へ車を届けている車会社は仕様を標準化することによって経営の効率化をはかれますが、世界市場で食品を提供している食品企業は顧客志向をリサーチして、地域の味や風習に照らした商品に作り変える必要があります。
但し、標準化しやすい車産業であっても、例えばインド市場には低価格で使い勝手が良い商品でなければ売れないように、単純に標準化ありきではありません。
標準化をはかり効率経営を推し進めるのか、顧客志向を貫くために適応化を強化していくのかは企業戦略になります。
一番良いのは標準化も適応化も両方ができることです。
ちょっと今の自分とは遠い、関係のない話に聞こえたかもしれませんが、私たちの身の回りにだってたくさんこのような事例はあります。
あなたのYシャツは既製品ですか?オーダーメードですか?
おいしいと有名な単価の安い焼き鳥屋さんが好きですか?ちょっと高いけどこだわりのマスターが焼いてくれる焼き鳥屋さんが好きですか?
部屋はニトリの機能的な商品で統一感を持たせる方が好きですか?アンティークなものを並べるほうが好きですか?
何かビジネス成功の法則がありそうな気がしますが、消費者や利用者の価値観が多様であること、企業の性格が多様であることから、なかなか法則を見つけ出すことが出来ません。
したがって、企業には何をどうすれば成功するのかが分からないのです。
私のような古い人間が「昔はこうだった」なんて言ってもかえって現場を混乱させるだけです。
当たり前のことを当たり前のようにさえやっていれば潰れることはなかった時代ではないことをしっかりと自覚しないとリーダーは時に錯覚して大きな判断ミスを犯してしまいます。
時代の流れに付いていくのは今日の暑さに耐えるぐらい大変なことかもしれません。
至誠

私は、目標を高く設定して、目標達成のために細かく計画を立てるのが好きな性格だったので、何かにつけて資料を上手にまとめて戦略的なプレゼンをしてくれる人は好みのタイプなのですが、以前はそれが上手な人ほど業績を上げていたのに、最近は上手なプランナーと好業績を叩き出すパフォーマーが必ずしも一致しなくなりました。
本当は緻密な計算をしているのかもしれませんが一見して無鉄砲に見える人がびっくりするような成功を収めるのです。
よく言われるのはPDCAだけでうまくいくほどの社会環境でなくなったということです。
代わってOODA(ウーダ)ループを言う人が増えています。
O=Observe 観察して、O=Orient 方向性を定めて、D=Decide 決断して、A=Act 行動する、この繰り返しで環境が変わる中でも一番良い対応をしていくというものです。
確かに計画して、その通りやればうまくいくような先がある程度読める時代ではありません。
アジャイルやリーンやと、とにかく走りながら考えて修正しながらうまくやろうというのが大体のコンセンサスになっています。
そこで大切なのはエマージェンシー・レスポンスではないでしょうか。
リスク・マネジメントを否定はしませんが、そもそもリスクを管理することができるのであれば危機なんて起きないはずです。
危機に直面した時や成功への架け橋が見え隠れしている時の迅速で的確で素敵な対応こそが優位か劣位かの分かれ目になります。
こんなことをあれこれ考えていると、事業の進め方や部下への接し方を本当にこれで良いんだろうかと暗中模索している今日この頃です。
至誠


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昨日の都心は暑かったです。
こんな日はプールにでも行くかとも思いましたが、方角を変えて息子とドライブに出かけました。
途中で車を降り、鉄道を使ってのんびりと車窓を楽しみました。
写真はそのうちの1コマです。
新緑からもらうパワーもマイナスイオンも何もかも気分を一新してくれました。
気がつかないうちに本当に疲れていたのかもしれません。
家を11時に出て夕方7時には帰宅したショートトリップですが、こんなに気が晴れた旅は久々です。
実は土曜はゴルフでしたが台風ということでキャンセルになりましたので、本当にゆっくりした週末でした。
休みやリフレッシュは仕事にも生活にも、広く言えば健康的な暮らしには欠かすことができません。
こんなに気が張ってたということが改めてわかり、この間私の相手をしてくれた諸君は結構気を使っただろうなと顔を思い浮かべています。
A tiered dog is a good dog. という言葉があります。
でも、人は元気が一番ですな。
至誠

フランスのデジタル課税にトランプが怒りました。
ファーウェイを締め出し中国に関税をかけ、他国に対しても関税を盾にして貿易改善を迫っている彼がです。
米国の企業を狙い撃ちしたものと主張しています。
全く二枚舌で笑ってしまいますが、アメリカファーストといえば当然の行動です。
税金も払わず世界を牛耳ろうとするグローバルIT企業は皆で知恵を絞ってコントロールする策を検討しなければなりません。
デジタル課税は以前から研究されていましたが今回のフランスは勇気ある行動です。
韓国に対してはついに強気に出た日本政府でもアメリカには怖くてできないでしょう。
それにしても企業のグローバル化というのは考えようによっては恐ろしいことです。
そこを寝床にする人達やそこに影響される人達は国境の概念以外のところでその企業に所属帰属するんですから。
国家は民主主義でもその企業は専制主義かもしれませんが、それでもいいんでしょうか。
儲けているのに税金を落とさないというのもおかしな話です。
アマゾン日本の法人税が競合に比較して少ないというのは話題になりました。
富は資本家の中で還流し、資本家と労働者階級は二極分化し、最終的に資本主義は成立しなくなると説いたマルクスさんは否定されましたが、それに近づいてはいませんでしょうか。
至誠

昨日はちょうどお昼時に外をかなり歩きました。
日差しがきつかったので身体に堪えました。
あまりに肌がジリジリするので上着を羽織りました。
すると、何ということでしょう。
あんなに暑くても一枚着込んだ方が涼しいんですから。
直射日光って相当に体力を奪うほどの影響力を持っているようです。
私の実家は酪農家でしたので、私が小学生の頃、太陽が照っているうちに干草をつくれと夏休みは牧草畑に駆り出され、草を刈ってサイロに詰める作業を手伝ってた頃を思い出しました。
一夏で真っ黒になっていましたが、それでもこんな暑さではなかった記憶があります。
確実に気候が変動しています。
ただ、最近の子達は気候変動や異常気象、地球温暖化といった言葉は知っていても実際の感覚的な変化を知りません。
本当に大変なことになっているとわかっている大人たちがこの先何十年も生きる若い子たちのために行動を起こさないといけないのかもしれません。
文明人は快適な暮らしのために少し自然を壊し過ぎたということでしょう。
至誠

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